20日目:二刀流
こんばんは。トラ子です。
カナダの公用語は "英語" と "フランス語" です。
フランス語は主にケベック州で使用されており、
多くの人種や民族が集まるカナダでは、
英語が広く公用語として使用されています。
公用語が2つある、と
こうなります。
これはコンタクトレンズの洗浄液ですが、
"英語" と "フランス語" の両方が
表示されています。
これはお茶が入っている缶ですが、
こちらも "英語" と "フランス語" の両方で
表示されています。
ショッピングモールのマップ、
カレンダーなど
ほとんどのものが
"英語" と "フランス語" の双方で
表示されています。
日本の公用語は "日本語" のみなので、
同時に複数の言語で表示されるものは
限定されますが、
カナダでは日常的な光景です。
19日目:ビールが中華に
こんにちは。トラ子です。
クラスメイトのミレニ(ブラジル人)から
「今夜、バーに行こうよ!
今日はビールが安いのよ!」と誘われました。
トロントに来てから
まだ夜の街に遊びに行ったことはありません。
クラスメイトと遊びに行くのも初めて、
お酒も好きなのでビールが飲めるのも楽しみ、
「もちろん行くよ!」と返事をしました。
クラスメイトのソニ(韓国人)と待ち合わせをして
一緒にバーに向かいました。
『クロコダイルロック』というお店です。
約束の時間より10分早く着いたので、
他のクラスメイトが来るのを待つことにしました。
ところが、
約束の時間が来ても他のクラスメイトは
現れません。
お店の中に入って探しても、
他のクラスメイトの姿はありません。
約束の時間から30分を経過しても
誰一人クラスメイトは現れません。
店内は満席、さすがにお腹も空いたので、
ソニと私はバーを去ることにしました。
ビールを飲む予定が
フードコートの中華料理になってしまいました。
割り箸の袋には日本語が…
中華のお店なのに日本語です。
他のクラスメイトを待っているときに、
"そうだ、彼らはブラジル人だったんだ!"
ということに気がつきました。
待ち合わせの時間の感覚は
国や文化によって違うということは、
知っていたのですが、
いざ実際に待ち合わせしてみると、
文化の違いにうまく対応できず
難しいなと思いました。
モヤモヤした気持ちもありましたが、
考えているうちに、
彼らブラジル人同士は
どうやって待ち合わせをしているのか、
気になってきました。
これも大事な異文化交流の1つです。
18日目:三度目の正直
こんばんは。トラ子です。
今日は学校へ行く前に、
『旧市庁舎(Old City Hall)』に行ってきました。
新・旧の市庁舎は隣同士に建てられていて、
新市庁舎はあの有名な
"TORONTO" のモニュメントがあります。
ホストマザーのスー(カナダ人)から
「旧市庁舎は建物の中も見なきゃダメよ。
とても綺麗だからね。」
と、教えてもらった場所です。
1899年に建てられたもので、
現在は裁判所として利用されています。
入り口の上部にはよく見ると
"MUNICIPAL BUILDINGS" (市庁舎)
の文字が隠れています。
内部の撮影は禁止されていたので
写真がありませんが、
大理石がふんだんに使われていて
大きなステンドグラスや
柱や階段にほどこされた彫刻が
とても素敵でした。
誰でも入ることができますが裁判所なので、
手荷物検査とボディチェックを受けます。
裁判官(らしき人)や
警察官なども出入りしているので、
ただ見学しているだけですが
緊張してしまいます。
石造りの外観にある細かい彫刻を
よく見てみると…
たくさんの人の顔や…
動物(?)など、
ちょっと不気味に思えるような
彫刻があります。
トロントに来てから
これまで二度訪れているのですが、
休日や時間外で
中に入ることができませんでした。
三度目の今日、ようやく建物の内部を
見学できました。
17日目:どこまで成長できるのか
こんばんは。トラ子です。
日本を出国する直前に受験した
TOEICの結果が発表になりました。
「留学するくらいだから英語は得意では…?」
「海外で生活すれば英語が習得できるとでも…?」
などなど、厳しいお声が飛んできそうです。
今の実力を知る目的で受験したので、
事前にTOEIC対策の勉強はしていません。
とはいえ、お恥ずかしい点数です。
過去の英語の勉強は…というと、
中学校で3年間(義務教育)
高校で3年間(普通科)
大学で1年(非英語系学部の必修科目)
社会人で2年(週1回1時間の英会話)
その他にやっていたことといえば、
通勤時間に英語を聞いてみたり、
海外の映画やドラマを少し見る程度です。
職場で英語に触れることもありませんでした。
海外留学(特に語学留学)をされる方、
またはされた方は、
どのくらいの英語レベルで出国する方が
多いのでしょうか。
海外留学したから、
語学学校に通っているから、
英語圏で生活しているから、
これだけで勝手に英語が上達するとは
思っていません。
コツコツと日々、勉強です。
貪欲に英語に向き合うのみです。
学生時代によく作っていた "暗記カード"
また使う日が来るとは思っていませんでした。
自分自身を鼓舞するためにも、
もう一度、TOEICのスコアをUPしておきます。
これが、今の私です。
16日目:こちらも要勉強
こんばんは。トラ子です。
今日は朝から快晴で気温も上がり、
外を歩きやすい1日でした。
カナダで一番人気のスポーツといえば、
そう "アイスホッケー" です。
カナダ英語では
"Hockey" = "アイスホッケー"
になるんだそうです。
『ホッケーの殿堂(Hockey Hall of Fame)』
と呼ばれる建物があります。
入り口にはホッケー選手のモニュメントが
お出迎えしてくれます。
建物の中に入ると美しい天井に
目を奪われます。
ここには各チームのグッズなどが
売られているショップや
フードコートがあります。
この先は入場券が必要で、
歴代のスター選手が使用していたもの等が
展示されているようですが、
今回は無料エリアのみ散策してきました。
私はアイスホッケーの試合をテレビも含めて
きちんと最初から最後まで見たことがなく、
もちろんルールもわかりません。
カナダにいるからには、
1度は試合を見に行きたいと思っていますが、
その前にお気に入りのチームや選手を
見つけたほうが、より楽しめそうです。
英語以外に勉強しなくてはいけないものの
1つです。
15日目:牛でもなく卵でもなく
こんばんは。トラ子です。
今日は "トロントの台所" でもある
『セント・ローレンス・マーケット』に
行ってきました。
ホストマザーのスー(カナダ人)から
「地下のフードコートもおすすめよ!」と
聞いていたので、
ランチはフードコートで食べることにしました。
いろんなお店がありましたが、
人が絶えず常に列をなしていた
"ウノ・ムスタチオ" というお店が気になったので
こちらで何か購入することにしました。
とはいえ、初めて来たので
何のメニューがあるのか、
オーダーの仕方もわからないので
しばらくお店の様子を観察していました。
サンドウィッチが人気のようですが、
かなりボリュームがありそう…
女性は2人でシェアして食べていました。
1人で食べるのはキツイかな…と思いつつも、
サンドウィッチを購入しました。
"veal" と "eggplant" に
玉ねぎ、ピーマン、トマト、
アラビアータのような辛いソースが
アクセントになっています。
約840円です。(※1ドル=84円で計算)
見た目より食べるとあっさりしていて
パンもやわらかく、
辛さに食欲を刺激されたのか
気づけば完食していました。
オーダーするとにき、
"veal" は牛肉の何かだろう
"eggplant" は卵の何かだろう
と思っていたのですが、
veal = 子羊の肉
eggplant = ナス
でした。
ボキャブラリーの少なさを
痛感させられました。
14日目:カナダのお嫁道具
こんにちは。トラ子です。
いつもご飯を食べているテーブルに
綺麗なカップ&ソーサーがあったので、
ホストマザーのスー(カナダ人)に
聞いてみました。
この日はスーのお友達が集まるため
準備していたようです。
でも、カップ&ソーサーの柄が
みんなバラバラです。
「女の人がお嫁に行く時、その友達は
1客のカップ&ソーサーをプレゼントするの。
だからみんな絵柄が違うのよ。
これは私の母からもらったものだけどね。」
たくさんのカップ&ソーサーは
カナダ女性の、 "お嫁道具" でした。
絵柄も習慣も、どちらも素敵です。