61日目:早い者勝ち
こんばんは。トラ子です。
トロントに来て約2ヶ月経ちました。
やっと生活が落ち着いてきたな…
と、思ったところに
次なる課題がやってきました。
ホームステイの期限です。
12週間の期限で
ホームステイの契約をしたため、
期限終了が近づいてきました。
ホームステイの延長も可能ですが、
生活費を節約したいのと、
新しい経験をしたいという思いもあり、
次なる住まいを2週間前より探していました。
ハウスタイプ
ロケーション
家賃
などなど考えることがたくさんあり、
自分は何が一番外せない条件なのか、
WEBサイトや掲示板を
チェックする日々を過ごしていました。
ついに、次の住まいが決定しました!
野生の勘(?)でしょうか、
お部屋を見学に行く前から
「このお部屋で決まりだな!」
と、心のどこかで感じていました。
お部屋を見学に行って即決し、
デポジットを含めた最初の家賃を
お支払いしました。
綺麗な封筒を持ち合わせてなく、
日本からカナダドルを持ってきた時に
使った封筒です。
お部屋のレントは早い者勝ちで、
このお部屋も私を含めて6人ほど
見学の予定が入っていたそうです。
幸いにも見学第一号だった私は、
見学後にすぐお金を準備し、
オーナーさんに
「このお部屋に決めました!
家賃をお支払います!」
伝えたところ、
「一番に連絡をくれたあなたに決めたわ!」
と、次の住まいを確保することができました。
人気の物件は何人も見学を希望する人がいて、
そしてすぐに決まるということを
実感しました。
ATMを見つけに走り、
初めての使う機械に戸惑いましたが、
無事に次の住まいが確保できて
一安心です。
60日目:TO-FUのTERIYAKI?
こんにちは。トラ子です。
学校の最寄り駅には駅ビルがあり、
映画館やスーパー、フードコートなどが
あります。
ここのフードコートに『TERIYAKI』という
名前のお店があり
以前から気になっていたので行ってみました。
ライスかヌードルを選んで、
TERIYAKIにするトッピングを選ぶスタイルです。
ビーフ、チキン、エビにならんで
豆腐(TO-FU)の文字がありました。
「豆腐の照り焼き…?」と思い、
さっそく注文してみました。
一瞬チキンと見間違う白いものが "豆腐" です。
食べてみると豆腐よりも油揚げに近い食感です。
割り箸を取ってみると
日本語が書かれていますが…
うめしし…?よくわかりません。
日本の照り焼きとは違い、
器にすべての具材を盛って
最後にTERIYAKIソースをかけます。
甘さ控えめで醤油に近い味でした。
まだまだ面白い日本食が
トロントにはありそうです。
59日目:タバスコといえば…
こんばんは。トラ子です。
今日は授業終わりに会った
カルロスとモイシス(共にメキシコ人)と
ランチに出掛け、
あまりにも天気がよかったので
食後は『ハイパーク』を散策してきました。
ソメイヨシノは散ってしまいましたが、
八重桜が満開を迎えていました。
木の数は多くありませんが、
ボリュームのある花のおかげで
遠くからでも存在感がありました。
スラッと背が高くガタイも良い
メキシコ人の彼らに挟まれて歩いていると
「ブ〇ゾンちえみwith B みたいに
なってないか!?」と
一人で変なコトを考えながらも
いいお散歩をしてきました。
やはり天気がいいと写真も綺麗に
撮影できます。
満開の桜も青空の下で撮影したかったなと、
ちょっと悔やまれます。
メキシコ人の彼らは初めて見る桜に
「とっても綺麗!」と
何枚も写真を撮っていました。
今日は彼らにメキシコの食文化について
色々教えてもらいましたが、
一番ビックリしたのが
"Tabasco" という街がメキシコに存在する
ということです。
タバスコといえば、ピザやパスタにかける
ピリッと辛い調味料を想像しますが、
メキシコ人はタバスコと聞くと
その街が一番に頭に浮かぶようです。
色々な国の文化を知るのは、
とってもおもしろいです。
58日目:二人の母
こんにちは。トラ子です。
日本と同じように
カナダでも5月の第二日曜日は
"母の日" です。
カナダでは、お父さんと子供たちで
朝ご飯を作って
お母さんにご馳走したり、
午後は家族でブランチに出掛けたり
するそうです。
日本ではカーネーションのお花を
お母さんにプレゼントしたりしますが、
カナダでもお花をプレゼントする人は多いようで
街を歩くと色とりどりのお花を抱えた人を
たくさん見かけました。
私も何か母の日を…と思い、
二人の母にそれぞれ贈り物を用意しました。
日本にいる母には可愛いカードを送りました。
ですが、手配するのが遅く
日本に届くのは母の日から一週間ほど
後になってしまいました…。
これはホストマザーにプレゼントした
16枚の折り紙で作った箱です。
初めて作りましたが
簡単に、可愛く、見栄え良く、
仕上がるので
プレゼントに重宝しそうです。
「Happy Mother's Day!」と
ホストマザーのスー(カナダ人)に
プレゼントしたところ
とっても喜んでくれました。
私を支えてくれる
二人の母に感謝です。
57日目:TCAF
こんにちは。トラ子です。
最近のトロントは
天気予報が当てになりません。
この週末もずっと雨の予報でしたが、
蓋を開けてみれば
夕方にドバッと雨が降ったのみで
日中は晴れていました。
雨の予報を信じて
何も週末の予定を立てていなかったので
いつも通り図書館に行くことにしました。
「いつもと同じ図書館じゃつまらないな…
そうだ!トロントで一番大きい図書館に
行ってみよう!」
この思いつきが吉と出ました。
ちょうどこの週末は、
"トロント・コミック・アーツ・フェスティバル"
(通称TCAF)が開催されていました。
今年で9回目の開催だそうです。
会場であるこの図書館は
たくさんの人で賑わっています。
このイベントは日本の "コミケ" のように、
本やマンガ、ポスターやポストカードなど、
作家さんがブースを設けて直接販売する
イベントのようです。
パンフレットにはブース番号が書かれたマップや、
サイン会のスケジュールなどが記載されています。
お客さんの中には奇抜なファッションの人や、
コスプレをしている人もいました。
もちろん作家さんも個性的な人が多かったです。
日本のコミケに比べると規模は小さいですが、
5階建てのこの図書館の3階までブースが出ていました。
外に出て知らない場所に行ってみると、
思わぬ出会いがあるものです。
56日目:Girl's Movie Night
こんにちは。トラ子です。
金曜日の夜、外に出て遊びたくなるのは、
万国共通のようで、
ハウスメイトのローラ(ベルギー人)と
ヤスミン(スイス人)は、
遊びに出かけるか家でゆっくりするか
長い時間をかけて迷っていました。
結局、家でゆっくりするということに決まり、
「今夜はムービーナイトにしようよ!」
というヤスミンの一言に乗っかり
3人で映画を楽しむことにしました。
リビングにある小さなソファーに
パソコンをセットして、
3人それぞれ大きなソファーで
リラックスしながら鑑賞開始です。
このように部屋も暗くして
小さいながらも快適なシアターです。
何も知らずに外出先から帰ってきた
ホストマザーのスー(カナダ人)は、
「すっごくラブリーよ!」と
シアタールームとなったリビングで
私たちが仲良く映画を楽しんでいる様子が
微笑ましかったようです。
鑑賞した映画は "How to be single"
お一人様の女性達の物語です。
三十路独身の私には
「あー…わかるよーわかる!」
コメディ映画ではありますが、
共感できる部分や
自分の将来を描いているかのような
場面にドキッとさせられました。
若いハウスメイトの2人は
映画の中のお一人様女性をどう思っているのか、
聞いてみたいような
聞いてみたくないような…
外に出ない金曜日の夜もいいものです。
55日目:食卓を囲む
こんばんは。トラ子です。
トロントでの夕食は、
ホストマザーのスー(カナダ人)が
毎日作ってくれます。
夕食の時間は決まっていませんが、
だいたい20時前後にスタートし、
ダイニングにあるテーブルに
みんなで集まって夕食を楽しみます。
先日行った『カーサ・ロマ』には、
雰囲気の異なるダイニングルームが
3つありました。
どれもとても素敵です。
テラスを見渡す窓側にある
白を基調としたダイニングスペースです。
ここだけ写すと
結婚式の会場のようにも見えます。
『カーサ・ロマ』の中で
一番大きなダイニングルームです。
ここは城主(ヘンリー・ミル・ラペット)と、
その家族が使った
プライベート用のダニングルームです。
薄いブルーの壁と花柄のカーテンで、
可愛らしい雰囲気です。
トロントに来た当初は、
スーと他のハウスメイトの
会話について行けず、
また、話を振られても回答ができず、
「その場にいるだけでも
リスニングのトレーニングだ!」
と、自分を鼓舞しながらも
ちょっと憂鬱になることもありました。
未だに会話のスピードにはついて行けず、
大半はリスニングに徹しているような
状態ではあるものの、
「みんなで食卓を囲むのは楽しいな!」と
感じるようになりました。
ちょっとした気持ちの変化ですが、
勉強のやる気にもつながる変化です。