349日目:ラストバカンスへ出発
こんにちは。トラ子です。
学校も終わり、
この留学生活も終わりが近づいてきました。
「日本に帰国する前に、どこか旅行しよう!」
と、留学中から少しずつ計画をしていました。
旅先、日数、予算など
自分の置かれた状況も考えて出した結論は、
"感謝を伝えるメキシコ11日間の旅" です。
早朝にトロントを飛び立ち、
メキシコの首都である
メキシコシティへ向かいました。
飛行時間は約5時間で、
トロントとの時差は1時間です。
眼下に広がるメキシコシティの街並み、
初めてのラテン・アメリカ、
初めてのメキシコ、
早くもテンションが上がります。
お昼過ぎに
メキシコ・シティ国際空港に到着しました。
入国審査に向かう途中には
様々な言葉でウェルカムと書かれていました。
"歓迎" という日本語の文字があると
ちょっと嬉しくなります。
空港の出口では、
エリザベス、カルロス、モイシスの3人
(全員メキシコ人)が
迎えに来てくれていました。
約半年ぶりに再開した彼らと、
「久しぶり!元気だった?」と、
メキシコ流の挨拶(キス&ハグ)をすると、
すごく懐かしい気持ちになって、
また会えたことが嬉しくて、
ちょっと泣きそうになってしまいました。
早速、彼らの案内で連れて行ってくれたのは、
メキシコシティにある
コヨアカンという地区です。
地区の名前は
ナワトル語で動物のコヨーテのこと、
地区の中心にある広場の噴水には
そのコヨーテの銅像がありました。
広場の周辺には鮮やかな黄色い教会や、
民芸品店や骨董屋、
マーケット、飲食店があり、
観光スポットになっています。
ちょっと遅めの昼食をとり、
周辺を散策した後、
『LA Coyoacana』というレストランへ
行きました。
広く開放感のあるテラス席につきました。
トロントと違ってメキシコは温かくて
過ごしやすいです。
さぁ、メキシコのビールで
「Salud!(サルー)」「カンパーイ!」
「メキシコへようこそ!」
と宴のスタートです。
メキシコのビールは
有名な "コロナ(Corona)" と
"ドスエキス(Dos Equis)" しか
知らなかったのですが、
たくさんのビールが製造されています。
なんとなくラベルの色使いが
ラテン・アメリカっぽい
ポップな感じがします。
ビールのお供で注文した
この "チリ付きピーナッツ" が
予想以上に美味しくて
やみつきになってしまいました。
見た目通りピーナッツに
たっぷりのチリパウダーが
かかっていて、
奥にあるライムを絞って食べます。
絞り汁とチリパウダーで
手が汚れますが、
酸っぱ辛いピーナッツが
ビールによく合います。
ライムはメキシコ料理には
欠かせない食材の一つ、
メキシコ人は
ライムのことを「レモン」と呼びます。
日本人が親しんでいる
黄色い皮のレモンには
違う名前が付いているようです。
夜が更けてくると
メキシコの音楽 "マリアッチ" の
生演奏が始まり、
よりメキシコを感じながら
ビールを飲みながら
ワイワイおしゃべりをして
最高の旅のスタートを切りました!