351日目:メキシコの歴史と芸術
こんにちは。トラ子です。
"感謝を伝えるメキシコの旅"
3日目はメキシコシティの中心街を
散策しました。
街の中心には大きなソカロと呼ばれる広場があり、
それを囲むように教会や遺跡があり、
"メキシコシティ歴史地区" として
一体が世界遺産に登録されています。
その中でも『国立宮殿』は
メキシコの歴史と芸術を
一度に感じることができる場所です。
『国立宮殿』は現在、
大統領の執務室や大蔵省など
政府機関が入る建物であり、
日にちによっては見学が出来ないことも
あるそうです。
入場は無料ですが
身分証明のためパスポートの提示が必要です。
独立記念日には
大統領がこの建物のバルコニーから
広場に集まった人々に演説します。
建物の中庭は
各国の大統領や首相などの要人が
メキシコを訪れた際に
ここでお迎えして
セレモニー等を行う場所だと
友人のエリザベス(メキシコ人)が
教えてくれました。
最も偉大な政治家と言われ
"建国の父" と称えられている
メキシコ先住民から選出された
初めての大統領で、
肖像が紙幣に使用されています。
この『国立宮殿』で最も有名なのは、
メキシコの画家ディエゴ・リベラの
"メキシコの歴史" です。
正面と右・左、
壁3面に描かれた大作です。
とても大きいので写真1枚には
収りません。
先住民の時代、
スペイン植民地時代、
メキシコ独立運動と
メキシコ人のルーツと
メキシコの歴史を描いたものです。
メキシコ革命時に人々に
革命の意義を伝えるために
多くの壁画が制作され、
その中の1つの作品です。
そして夜は、
『ベジャス・アルテス宮殿』と言われる
オペラハウスにて
"メキシコ民族舞踊" を鑑賞しました。
幕が上がる前の舞台です。
あまりガイドブックなどでは
紹介されてないかもしれませんが、
エリザベスが
「メキシコの音楽と踊りが楽しめて
とっても素敵だからオススメ!」
と、チケットを予約してくれました。
舞台は全10章で構成されています。
女性がパイナップルを持って踊る
"パイナップルダンス" や
女性が男性から渡された帽子を
高く積み上げながら踊る
"帽子ダンス" や
着ぐるみのような
大きなかぶり物を付けて踊る
"人形ダンス" など
時代や地域によって
音楽も踊りも衣装も
個性豊かで見ていて飽きません。
特に衣装はどれもカラフルで
美しかったです。
メキシコのことを
少しお勉強できた1日でした。