358日目:メキシコ版屋形船
こんにちは。トラ子です。
"感謝を伝えるメキシコの旅"
10日目の朝にカンクンを飛び立ち、
首都のメキシコシティに
戻ってきました。
今日はメキシコシティの南部にある
『ソチミルコ』という
運河が流れる世界遺産の地区に
行ってきました。
いかにもメキシコらしい
カラフルな "トラヒネラ" と呼ばれる小舟が
目を引きます。
よく見ると色使いやデザインが
一艘ずつ違います。
さっそく運河クルーズへ出発すべく
船着き場へ行きました。
トラヒネラには女性の名前が付いていて、
私たちの船は右側の
"ビバルピタ" という名前でした。
クルーズのお供にと、
"ミチェラーダ" という
メキシコのビールカクテルを
購入しました。
ビールに絞ったライム果汁を入れ、
カップの縁には
タマリンドというフルーツのペーストと
チリパウダーが付いているカクテルです。
サイズはたっぷりの1リットルです。
飲み物やスナック、民芸品は
運河を走る船から購入できます。
上記のカクテルも船上でお兄さんが
作ってくれました。
一艘のトラヒネラには
20人程度乗船できますが、
ツアーやグループの人数が多い時は、
二艘のトラヒネラを平行にして
走行していました。
長い棒を持った船頭さんが、
棒を使って船を操縦してくれます。
陽気な音楽が聞こえてくるなと思ったら、
トラヒネラの上で
バンドがマリアッチを生演奏をしていました。
運河クルーズの値段は、
船一艘で30分約5000円でした。
大人数で一艘の船を利用したほうがお得、
なおかつ、トラヒネラには
飲み物や食べ物、
音楽をかけるスピーカーなどが
持ち込み自由なので、
大学生のドリンクパーティーや
家族や友人との誕生日会、
会社の歓送迎会などで、
利用することが多いようです。
運河沿いには何カ所かトイレがあるので、
長時間船上でお酒を楽しんでも大丈夫だと
友人のエリザベス(メキシコ人)が
教えてくれました。
今日は平日なので、
運河に出ている船の数は少なかったですが、
金曜日や週末は
運河がカラフルなトラヒネラで
埋め尽くされるそうです。
日本の屋形船に似ているところが多く、
トラヒネラ、
時間をゆっくり感じることができた
クルーズでした。