362日目:すでに恋しいあの味

こんにちは。トラ子です。

 

メキシコから帰国して3日が経過しましたが、

寒いトロントにいながら

暖かいラテンの風を感じています。

 

世界無形文化遺産に登録されている

メキシコ料理、

日本で知られている

タコスやブリトーナチョス

メキシコからアメリカに渡り、

アメリカ的にアレンジしたものが

ほとんどです。

メキシコでは私が知らなかった

本場のメキシコ料理に

たくさん出会い、

味わうことができました。

 

f:id:torako30:20180610214430j:plain

 

メキシコを案内してくれた

友人のエリザベス(メキシコ人)が

トロントで頻繁に恋しくなっていた

"Chilaquiles(チラキレス)" という料理を

食べることができました。

メキシコ人の主食である

トウモロコシの粉で作った

トルティーヤと呼ばれる

小さいクレープのようなものが

固くなった時に

余っているサルサソースを利用して

作られたのが始まりで、

朝食やブランチで食べられる

メキシコの伝統料理です。

揚げたトルティーヤをサルサソースで煮込み、

クリームとチーズを乗せた料理で、

スクランブルエッグを添えたり、

鶏肉を加えたりすることもあるようです。

また、煮込むサルサソースによって

味付けも変わります。

私はサルサ・ベルデという

緑色のサルサソースがお気に入りです。

 

f:id:torako30:20180610215714j:plain

 

正式な名前を忘れてしまったのですが、

牛肉のステーキをトルティーヤで巻き、

黒い豆のソースをかけて

レタス、アボカド、クリーム、チーズを

トッピングした料理です。

牛肉のステーキの塩加減が絶妙で、

黒い豆のソースも辛くなく、

食べやすくお腹にもたまる一皿です。

 

f:id:torako30:20180610220626j:plain

 

これは伝統的なメキシコの具だくさんスープ

"Pozole(ポソレ)" です。

長時間じっくりと煮込んだ

大粒のトウモロコシと豚肉が

メインの具材です。

味付けによって

白いポソレや緑のポソレなどがあり、

これは唐辛子がはいった赤いポソレです。

 

f:id:torako30:20180610221955j:plain

 

メキシコ料理の特徴でもある

トッピングをしてポソレは完成です。

私はライムを絞り、ラディシュ、玉ねぎ、レタス

そしてアボカドをトッピングしました。

初めて大粒タイプのトウモロコシを食べましたが、

モチモチとした食感が

ピリ辛なスープとよく合っていました。

好きな具材をトッピングして

アレンジ出来るのも楽しいです。

独立記念日に食べられる料理としても有名です。

 

f:id:torako30:20180610222920j:plain

 

これはポピュラーな屋台飯の

"Esquites(エスキーテ)" です。

茹でたトウモロコシにライムを絞り、

マヨネーズ、チリパウダー、チーズをかけ

カップに入ったスナック感覚の一品です。

トウモロコシを一本丸ごと棒にさして

同じ味付けをしたものを

"Elotes(エローテ)" と言います。

エローテとエスキーテは

一緒に売られていて

広場や道ばたの屋台やワゴンで購入できます。

トウモロコシに甘みはなく淡泊なので、

マヨネーズとチーズが濃厚さと

チリパウダーの辛さがクセになります。

 

この他にも色々なメキシコ料理を

堪能してきました。

一見、同じような

食材を使った料理も多く、

日本の食事に比べると

辛くヘビーな料理が多いですが、

クセになる、後を引く美味しさです。

日本に帰国したら

メキシコ料理が食べられるレストランを

探そうと思います。