33日目:得意不得意
こんにちは。トラ子です。
週末のワシントン旅行と
メジャーリーグの観戦、
生活環境の変化による疲労もあってか
少々風邪を引いてしまいました。
日本から持ってきた風邪薬を飲み、
症状を悪化させないよう
たっぷり睡眠をとるようにします。
"日本人は英語を話すのが不得意" と
インターネット等でも目にしたり
耳に入ってきたりしますが、
本当にそうだな、と実感しています。
同じ語学学校に通っている日本人の友人、
マサとヨシにも聞いてみると、
「クラスメイトは本当によくしゃべるけど、
文法の問題になると、
途端にみんな苦戦しているよね。」
と言っていました。
クラスメイトのカロラ(ブラジル人)は、
「ポルトガル語は疑問文になっても
主語と動詞の順番は変えないで
声の調子を変えて表現するのよ。
だから英語の疑問文は混乱しちゃう…」
ハウスメイトのローラ(ベルギー人)と
ヤスミン(スイス人)は、
「英語は単語によって
同じアルファベットでも発音が違うでしょ。
easy(イージー)とegg(エッグ)とか。
難しいよね…」
留学生はみんな
"英語が母国語ではない" という
同じ土俵に立っていて、
それぞれに得意不得意があり、
苦労しながら身に付けているんだな、
と思うと
「苦手意識があるのは自分だけじゃない」
「みんな努力して身に付けているんだ」
と、気持ちが上向きになります。
日本から持ってきたものの1つに、
日本茶のティーパックがあります。
友人がプレゼントしてくれました。
温かい日本茶の力も借りて、
早く体調を戻したいです。
32日目:Let's GO! BLUE JAYS!
こんばんは。トラ子です。
トロントで楽しめるスポーツの1つが、
"MLB(メジャーリーグベースボール)" です。
メジャーリーグと聞くと、
アメリカのイメージがありますが、
トロントが本拠地の
"Tronto Blue Jays(トロント・ブルージェイズ)" は、
唯一アメリカ以外の国に本拠地を持つ
球団です。
州鳥でもある "アオカケス(Blue Jays)" が
チーム名の由来です。
球場はダウンタウンにある 『ロジャース・センター』です。
授業が終わった後、そのまま球場に向かいました。
「せっかくなら応援グッズが欲しい!」と
事前にユニフォームとキャプを購入しました。
同じ学校に通う日本人学生4人で
試合を観戦しました。
この日の対戦相手は
アメリカ・ボストンが本拠地の
強豪レッドソックスです。
まだ、シーズンが始まったばかり
だからでしょうか、
3階席にはかなりの空席があります。
試合の観戦には影響ありませんが、
写真を撮ると上にせり出している
TVカメラが気になります。
ホットドッグとビールを購入しましたが、
座席がものずごく狭く、
飲み物のホルダーが座席に設置されていないため、
飲食しながらの観戦は大変でした。
試合は8回まで4点差を付けられる
苦しい展開で、
7回8回あたりでぞろぞろお客さんが
帰ってしまいました。
ですが、9回に反撃を開始し
1点差まで追い上げましたが
惜しくも負けてしまいました。
初めてメジャーリーグを観戦しましたが、
日本の野球とは違うところもたくさんあって
おもしろかったです。
まだ主力選手の名前もわからないので、
次の観戦までにお気に入りの選手を
見つけておきたいと思います。
31日目:アメリカっぽい!?
こんばんは。トラ子です。
昨夜、ワシントンD.C.から帰ってきたのは
深夜12時前でした。
今日は朝から授業だったので、
眠い目をこすり疲れた体を
なんとか起こして学校へ行きました。
バスを使うと約13時間かかります。
東京からトロントまでの飛行時間と
同じです。
昨日は日中ほぼ全ての時間を移動に
費やしました。
途中で2時間ほど
アウトレットと免税店で
ショッピングをしてきました。
Levi'sのジーパン(2本)
Pond'sのメイククレンジング
Vaselineのリップクリーム
節約を心がけていますが、
旅行中は財布の紐が緩んでしまいます。
それでも実用的は普段使うものを
意識して購入しました。
この写真のように
トランプ大統領が埋もれるくらいお金があれば
お土産もたくさん購入できますが…。
『アメリカ合衆国議会議事堂』で
出会った女性です。
「写真撮ってもいいですか?」と
訪ねたら、
「もちろん!これ、お礼よ!」と
小さなチョコレートをくれました。
たくさんのミュージアムが集まる通りでは
変に傾いた車が止まっています。
一瞬事故かと思いましたが…
改造車(?)が傾いたまま
一列になってどこかへ走って行きました。
この旅行での一番の教訓は
"年相応の移動手段を選ぼう" です。
三十路の体に13時間のバス移動は
かなり酷でした…。
30日目:ここが首都だ
こんにちは。トラ子です。
首都であるワシントンD.C.には
アメリカを代表する建物やモニュメントが
あります。
"人民の、人民による、人民のための政治"
有名なこの言葉を残した
第16代アメリカ合衆国大統領の
『リンカーン像』です。
とっても大きいです。
リンカーン像が見つめる先に建っているのが
『ワシントン記念塔』です。
塔の周りはアメリカ国旗で
ぐるりと囲まれています。
そして、ワシントン記念塔の先には、
『アメリカ合衆国議会議事堂』があります。
直線上にこの3つの建物・モニュメントが
並んでいます。
とくに、
ワシントン記念塔と
アメリカ合衆国議会議事堂の間には、
たくさんのミュージアムが立ち並んでいます。
イースターから続く休日のため、
どこのミュージアムも入場する人は
長蛇の列を作っていました。
時間に限りもあり、
ミュージアムには入りませんでした。
アメリカを象徴するモニュメントや、
政治的な建物、文化的な施設が集まる
まさに
"ここがアメリカの中心"
だと強く感じました。
29日目:花盛りのワシントンD.C.
こんにちは。トラ子です。
初めてアメリカのワシントンD.C.へ
やって来ました。
これが "ホワイトハウス" です。
トランプ大統領は中にいるのでしょうか?
いくつもセキュリティが張り巡らされており
遠くから小さくしか見えません。
ちょうどワシントンD.C.では、
"全米桜祭り" が行われていました。
日本の桜が咲く前にカナダヘ来てしまい、
日本から桜の便りが届くたびに
「あぁ…桜見たいなあ…」と思っていました。
このワシントンD.C.への旅行を決めた
一つの理由が桜でもあります。
ところが、ワシントンD.C.の気候は
春を通り過ぎて初夏のような陽気で、
すでに大半の桜が散ってしまっていました。
それでも、まだ咲いている桜がありました!
八重桜…でしょうか?
濃いめのピンクが青い空に映えます。
街を歩くと色鮮やかなお花が
たくさん咲いています。
春は街も雰囲気も気分も
一気に明るくなる季節です。
トロントの春も
もうすぐそこ…のはずです。
28日目:復活祭
こんにちは。トラ子です。
今日はイースター(復活祭)のため、
カナダでは祝日です。
キリスト教徒にとっては重要なイベントで、
教会へ行ったり、家族とごちそうを食べたり
するようです。
クラスメイトとお互いの国での
イースターの過ごし方を聞いてみると、
国によって祝日の日数が違ったり、
過ごし方にも違いがありますが、
家族で過ごし、ごちそうを食べて、
卵やウサギの形をしたチョコレートを食べる、
というのが多かったです。
日本ではまだ馴染みの薄いイースターですが、
今後は何かイベント化されるのでしょうか。
少しイースターの雰囲気を感じてみようと
お気に入りのチョコレートメーカー『Lindt』の
イースターバージョンのチョコレートを
買ってみました。
日本よりかなり安く購入できます。
祝日ということで、学校もお休みです。
明日からの週末と合わせて
ワシントンDCへ行ってきました。
格安ツアーのため、バスでの長距離移動です。
日本では他の国へ行くとなると
移動手段はほぼ飛行機なので、
陸路で国境を越えるのは初めての体験です。
空路と同じで入国審査があり、
パスポートと書類を審査官に提出して
質問に答えます。
祝日だからでしょうか、
入国審査場にはカナダからアメリカに向かう
観光バスが何台も止まっていて
ここで1時間ほどバス内で待機しました。
ワシントンまでの道のりは長いです。
27日目:ジューイッシュ
こんにちは。トラ子です。
ホストマザーのスー(カナダ人)と
ハウスメイトのローラ(ベルギー人)は、
"ジューイッシュ(Jewish)"
です。
私は彼女達に会うまで
"ジューイッシュ(Jewish)" という
言葉も意味も知りませんでした。
ユダヤ教徒のことを言います。
ここ2日間はユダヤ教徒にとって
大切なイベント(ペサハ)があり
二人は夕食を家族と共にするため、
不在でした。
ペサハでは食べるメニューも決まっており、
一部を私も食べさせてもらいました。
これはチキンをトマトベースの
スープで煮込んだものです。
こちらは "デーツ(ナツメヤシの果実)" に
アプリコットやナッツを加えたディップです。
シュークリムームのようなパンに
塗ってみました。
"デーツ(ナツメヤシの果実)" は
日本ではあまり馴染みがないかもしれません。
中東やヨーロッパでは
ポピュラーなフルーツのようです。
スーは料理上手なので
どちらも美味しかったです。
ユダヤ教徒の大事なイベント(ペサハ)は、
家族で集まり夕食を共にし、
ユダヤ教の成り立ちなどを
語り継ぐ場、なんだそうです。
色んな宗教を近くに感じられるのは
様々な文化を持った人が集まる
トロントならではの体験かもしれません。